LIFE OF WASHTUB

浅く広い人生を少しでも深くしたい。

マジカルミライ2018へ行ってきた

 記念すべき初記事ですがマジカルミライ2018に参加してきたので、この記事では日程をメモとして記録する。所感・感想は別記事で。




 まず私の身の上話なのだが、私はマジカルミライはおろかこういったイベントには今まで一度も参加経験がない。ので勝手は全くわからないが自分なりに調べて計画を練って、8/31当日の企画展開場時間である12:00あたりに行くことにした。


AM9:00 次に来るのは正月休みであろう実家に別れを告げ、いざ幕張メッセへ向かわんとバスへ乗り込む。最寄りの駅から東京駅に向かう。


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AM11:00 東京駅に到着。


 東京駅では必要最低限な荷物だけを選別し、残りはロッカーへ。一日で500円程度取られるが大荷物を持っての移動はきついだろう。背に腹は変えられない。


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AM11:30 海浜幕張駅に到着。近くのコンビニ等で軽食を買い出し。商品が残っているか不安があったが以外に品揃えは悪くなかった。こういったイベントがあると会場付近のコンビニ等は品薄になるものだと勝手なイメージを持っていたが意外である。


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PM00:00 幕張メッセ到着。企画展当日券を購入するため待機列へ並ぶ。内部に入ると丁度オープニングセレモニーを行っていた。30分ほど並び当日券を購入し、企画展待機列へ並び直す。飾ってあったフラワースタンドや他のミク廃の方々を眺めながら待っていると、意外と早く列は流れ、荷物検査を受けた後企画展内部へ。暑い中外で並ぶ可能性も考えていたが、クーラーの効いた室内で待機させてくれた運営には感謝。


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PM00:40 企画展に入場。しかし勝負はここからである。事前通販で商品を買っていなかった私はそのまま公式物販待機列へ。ここでも50分ほど並びグッズを購入する。購入制限のおかげかガチャベルト以外は在庫がちゃんとあった。


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PM02:00 企画展巡りを一旦引き上げ企画展ステージで行われるsasakure.UKさんや歩く人&春野さんのライブへ。ライブ終了後ペンライト1本では物足りないと気付き2本目を購入。


PM18:30 企画展ステージspecial live開場。ステージの場所自体は昼と同じなのでてっきり企画展内部から入れるものだと思っていたが一旦外に出ててから入る必要があった。




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PM19:00 私にとって今日ここに来た目的と言ってもいい、special live開始。感想は別記事で。


PM21:00 live終了。そのまま歩いて予約をとっていたアプレシオ海浜幕張店へ。シャワーを浴び明日に備えて寝ることにする。

DAY1 終了

9/1 マジカルミライDAY2

AM5:20 アプレシオを後にしコンビニで朝食を買いつつメッセへ。明らかにマジミラ勢だと分かる法被やフルグラフィックTシャツを着た人たちもちらほら。


AM6:00 メッセ到着。すでに人がかなりいる。少しして急に走り出す人々。何かと思えば会場の向かって左側で列形成が行われていた。危ないから走るなというスタップの声かけも虚しく始まる大運動会にそれはどうなのと思わなくもない。結局列の後方につけてそのまま集団は建物内部へ入り待機。続々と人が増えていき、遂には中に納まりきらなくなった待機列は外へと。平日だった昨日よりも明らかに人が多い。


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AM9:30 企画展開場。まずは昨日買えなかったガチャベルトを購入するべく公式物販へ。サクサク進みまだ売り切れの報告も出てない。これはいける、いけるぞ……

と思っていたのがフラグだったのか目の前でベルトが完売。切り替えてもう一つの目標である蒔絵タグプレートを買いに橋本漆芸さんへ向かう。ミクさんの描かれている方は売り切れだったもののもう一つは売り切れていなかったのでこちらを購入。名入れ体験ができるということなので整理券を受け取り企画展をぶらぶら。



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AM10:30 名入れ体験開始。簡単な流れとしてはプレートに漆で文字や絵を書きその上から粉を撒き、それを定着させることで完成する。想像以上に難しい。自分で体験してみると購入したタグプレートがどれだけの職人技で出来ているのかが分かる。





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AM11:30 企画展を後にしロッカーに最低限の必要なもの以外を預け、ライブ会場へ。ここでも手荷物検査をうけ会場入り。



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PM00:00 ライブ開始。感想は別記事で。

PM02:00 ライブ終了。

これで私のマジカルミライ2018は全日程を終了した。

当日の行動の流れは残せたので次の記事ではライブ等の感想、総括を書いていく。

マジカルミライ2018に行ってきた 感想

 

マジカルミライ2018に参加したので自分が感じたことを残しておきます。

 

はじめに

 

 まず自分は今回がマジカルミライ初参加というだけでなく、こういったなにか1つのコンテンツに対する大きなイベント(ライブとか)に参加するのも初めてで、今まであまり能動的に動いてこなかった自分が初めて自分からイベントに参加すると決めるのには結構大きな決意が必要だった。

 

 そもそも中学からずっとがっつり部活に入っていた自分には自由に使える時間というのも殆ど無かったし(自分で決めたことなので後悔はしていないが)、家庭的にも自分個人で使えるお金というものがあまり無かった。大学に入り駅伝部に所属して寮生活が始まってからは、時間に関しては門限等でさらに自由が効かなくなってしまったが金銭面に関してはある程度融通が効くようになった。

 自分で自由に動かせるお金があればそのお金で行きたい所に行ったり、好きなものを買ったりできる。普通のことかもしれないが、これが自分には新鮮だった。

 こうしてあくまでも金銭面でだがイベントなどにも参加できる余地が生まれた。

 

 さて、もう一つ自分がマジカルミライに行きたいと思うきっかけとなった出来事が大学1年の冬にあった。ある方からミクの日大感謝祭のコンプリートBOXを譲ってもらったのだ。ミクパ2012と最後のミクの日感謝祭の2公演のライブDVDとCDを収録したこのBOXに触れて、とてつもない衝撃をうけた。ライブtrackは何度も聞き直した。動画などで初音ミクの曲を聞くのとは違うのだ。初音ミクがいて、生身の人間の演奏があり、そしてそれを支える会場の、観客の一体感。音声合成ソフトであるVOCALOIDがクリエイターや観客が1つになることで初音ミクというキャラクターがステージ上に立っているという事実はVOCALOIDの1つの到達点なのではないかとも思った。それからは過去のマジカルミライのライブやアルバムも聞き、自分もこのイベントに参加してみたいと思った。

 

 こうして生まれて初めて能動的に何かのイベントに参加したいと感じた自分は今年の開催情報について調べた。開催日時は大阪8/25〜8/26、東京8/31〜9/2。

 この開催日程に運命を感じた。帰省期間と被っているのだ。マジカルミライに参加することが願望から確定事項へと変わった瞬間だった。

 

感想

 

 長々と前置きを書いてしまったがここからがライブの感想。

 

 ライブ会場に入り指定された席につく。s席だったのでそこまで前方ではないだろうし最悪ミクさんが見えないこともあるという心構えをしていたが丁度ステージが右斜め前にありステージもしっかり見える良い席だった。

 12:00を過ぎオープニングが始まり各キャラのシルエットがスクリーン上に映し出され、最後にミクさんが。そしてオープニングが終わり始まるイントロ。大好きな曲で、これまで何度も聞いてきたメロディーとそのイントロで確信した。1曲目からまさかのHand in Handだ。この時点で既にうなぎのぼりだったテンションが早くもMAXになった。どこかで流れるかもしれないという期待はあったがまさか1曲目とは予想もしなかった。そしてパーティクルとともにミクさんがステージに現れるとその驚きもかき消された。今まで何度もライブの映像は見てきたけれど、それは画面越しだった。今はどうだ、自分が会場にいて、そして目の前にミクさんがいる。歌っている。「まるで夢をみているみたい」だなんて馬鹿らしいかもしれないが、本気でこのライブ中ずっと感じていた。

 それと同時に、それ以上の喜びがあった。例えばHand in Handのコールを叫んでいる時には自分もライブを形作る一人なのだと感じられものすごく楽しかった。

 1曲目から自分の中では最高潮だったが、続く2曲目(ビバハピ)3曲目(METEOR)もオフィシャルアルバムで何度も聞いた大好きな曲で序盤からこんなに好きな曲ばかりが選曲されていて嬉しさで爆発しそうだった。4曲目はアンノウンマザーグース。このライブで好きになった曲の1つ。wowakaさんの曲はワールズエンド・ダンスホール始め裏表ラバーズやローリンガールとか好きな曲が多いけど、比較的新しいこの曲は発表時一度聞いたきりだった。

 そしてまさかのワールドイズマイン。からのキャットフードという大好きな曲2連続。衣装が変わって、ミクさんが"世界で一番おひめさま"というフレーズを歌ったときはおもわず歓声をあげたし、続くキャットフードのイントロが流れたときもやばかった。というか衣装も振り付けも曲と相まってかわいい……この2曲の衣装がマジカルミライ2018の自分的NO1。甲乙つけられないので2つNO1。

 8曲目の愛言葉では7曲目のアカツキアライヴァルが終わりイントロながれて楽しいし嬉しいのに泣きそうになった。DECO*27さんからの感謝の歌だという解釈もあるけれど、このときだけは最高のライブをありがとうとミクさんにコールを送る。

 10曲目はMEIKOさん。普段MEIKOの曲はほとんど聞かないがM-E-I-K-Oコールをするだけで楽しい。衣装も良かった。

 12曲目にはルカさんのNo logic。ジミーサムPはcalc.から知ったがこの曲も好きで何度もリピートしていた。ジミーサムPの曲は歌詞が刺さる。

 13曲目には久々のミクさんが再登場。ドリームレスドリームス。"触れないものを信じるのは馬鹿のすることと聞きました"馬鹿でもいいです信じます。

 演出を挟んで14曲目10th ANNIVERSARYのリンレンコンビ登場、専用衣装で劣等上等を披露。その後も合計5曲連続で演奏。みきとPのロキが好きなので聞けて嬉しかった。最後の5曲目はいーあるふぁんくらぶ。めちゃくちゃ盛り上がる曲で楽しい。会場全体で「いーあるふぁんくらぶ」コール。

 その後はメンバー紹介タイム。流れた曲は後で調べたのですが「ボーカロイドたちがただ叫ぶだけ」という曲(?)でした。中毒性が高すぎる……いっせーのっホイ!去年のNyanyanyanyanyanyanya!といいバンメン紹介の選曲神がかってますね。バンメンのソロパート格好良かった。4日間合計8公演本当にお疲れ様でした。そしてお約束の"そして、ボーカルは?"からの「初音ミク!」コール!もう、最高です! 

 そのまま19曲目リバースユニバース。オフィシャルアルバムではお世話になりました。というか衣装がいい!クラップも楽しい!"あなたに出会えたときから宇宙は生まれたんだよ "のフレーズのところが最高。

 そして響くミクさんの"歌おう みんなで歌おう"というフレーズに思わず鳥肌が立った20曲目Today the future。自分の中ではであまり印象の強い曲ではなかったのだがこのライブで聞いて大好きになった曲。サビの"高く手をあげて"の部分でペンライトの緑の光が高く上がっていくのをみて一気に泣きそうに。ラスサビの前一瞬静かになって"歌おう みんなで歌おう"と歌うところもヤバかった。

 22曲目odds&ends。大好き。ステージ全体を使って走り回るミクさんが見れた。

 ここで次が最後の曲宣言。ミクさんの"39!"の声とともに始まる23曲目39。ヤバすぎる。最高のライブをありがとう「39!」

 そして歌い終わり光となって消えていくミクさん。だがまだ終わらない。会場で段々とミクコールとアンコールの声が上がる。最初こそバラバラだったが段々と揃い始めそして……

 マジカルミライ2017衣装に身を包んだミクさんが再登場!23曲目砂の惑星。いろいろと思うところもある曲ではあるがそんなことを考えていたら残り少ない時間を楽しめない!少しの間頭の隅へ

 そして砂の惑星が終わると各VOCALOIDのモチーフ色の光がスクリーンに映される演出。ペンライトの光もそれに合わせて変わってゆく。そしてスクリーンには"Tell Your World"の文字が!初めて聞いたときから変わらず大好きなこの曲が最後の最後で聞けるなんて。24曲目Tell Your World。サビ前で衣装が変わりボルテージもMAXでサビ突入。コール含め最高の1曲だった。

 最後のミクさんのMC 。"みんなが振るペンライトの光、とってもきれいで大好き!""この先ずっとみんなの未来が輝き続けるように、願いを込めて歌います"そして"グリーンライツ・セレナーデ!"の一言とともに衣装がマジカルミライ2018のメインビジュアルのものへ。"君を照らすまで"のフレーズでこちらをまっすぐ指差して、そこから上へ掲げた時のことがすごい印象に残ってる。その直後銀テープ砲発射で大歓声。テンション最高潮。熱くなりすぎて途中カラフルなバルーン出たこと気づかなかった。とにかくステージを見ながらがむしゃらにペンライトを振ってコールして最後の1曲を焼きつけようと。そしてあっという間に2回のサビを終えラスサビへ。ラストワンフレーズが"虹色に輝くマジカルミライへと"になっていた。ラスサビも終わりステージの端から端まで走り回るミクさん。そして曲も終わり"来てくれてありがとう""マジカルミライまだまだ楽しんで行ってね""またね!" そう言って消えていくミクさん。

 

 終わった。え、2時間ってこんな早いの?しばらく放心状態で会場から出ず、座ってぼーっとステージを眺めていた。ライブの興奮と自分のマジカルミライが終わってしまったという喪失感といろんなものがごちゃまぜになって、よくわからなくなっていた。本当に夢のような2時間だった。

 

おわりに

 

 初めてマジカルミライへ参加して、生でライブを見て。あっという間に過ぎた2時間。大好きな曲がたくさん流れて本当に興奮しっぱなしで、幸せな2時間だった。この体験は自分にとっての転機になると思う。

 最後に、マジカルミライに関わっているすべての人、そしてマジカルミライに参加するきっかけをくれたHさんに感謝を。